骨粗鬆症(骨粗しょう症)

骨粗鬆症とは WHAT
⾻粗鬆症(⾻粗しょう症)とは、⾻が弱くなり⾻折しやすくなる病気です。
痛みや⾃覚症状がないことも多いため、定期的な⾻密度検査を受けることが⼤切です。
⾻粗鬆症になると、わずかな衝撃で⾻折してしまうことがあります。
⾻折を防ぐためにも早期発⾒と治療がとても⼤切です。
学校法⼈ 了德寺⼤学附属クリニックでは、⾻密度検査が受けられるだけではなく、⾻粗鬆症の治療や運動による指導も⾏っています。
このような方は定期的に
骨密度検査をしましょう
- チェック項目
- 定期的な運動をしていない
- 日光を浴びることが少ない
- 豆腐や小魚を普段から摂取しない
- 牛乳や乳製品をあまり摂取することがない
- 喫煙者である
- アルコール(お酒)を摂取することが多い
骨粗鬆症の治療方法
⾻粗鬆症は、内服薬や注射による治療を⾏います。
⾻折をしている場合は、あわせて⾻折に対する治療が必要となります。
製品によって投与周期や効果が異なるため、患者様の症状や⽣活環境に合わせて医師が薬の処⽅を⾏います。
取り扱いのある治療薬
名称 | 効果 |
---|---|
エルシトニン | 骨を壊す働きを抑えます。 |
ボンビバ | 新しい骨を作る働きを促進します。 |
イベニティ | 骨を壊す働きを抑え、新しい骨を作る働きを促進します。 |
プラリア | 骨を壊す働きを抑え、骨が作られる働きとのバランスを保ちます。 |
テリボン | 骨を壊す働きを抑えます。 |
※転倒防止を目的としたリハビリテーションも合わせて行うことが大切です
骨粗鬆症が
受診可能なクリニック CLINIC
よくある質問 Q&A
骨粗鬆症とはどんな病気ですか?
骨粗鬆症は、骨の密度が減りスカスカになってしまう状態です。日常生活のわずかな衝撃で骨折してしまうこともあるので、早期での発見や治療が大切な病気です。
若い時期は骨粗鬆症の心配はないでしょうか?
若いからといって、骨粗鬆症になる可能性がないとは言えません。
遺伝的に骨密度が低い方や、ステロイド剤を使用したことがある方、食生活が極端に偏っている方、糖尿病や甲状腺の病気の方など、年齢に関係なく骨粗鬆症になる可能性がある方はいらっしゃいます。骨粗鬆症が進行しているのでいまさら治療しても意味がないと思っています。
骨粗鬆症がかなり進行した状態でも、近年では薬の進歩により治療が可能になってきました。
また、現在の症状以上にひどい状態になったり、併発する症状を避けるためにも治療を行うことをおすすめします。骨粗鬆症は治療を行なって、本当に良くなるのでしょうか?
骨粗鬆症は、治療を行うことで劇的に改善する可能性のある病気なので、ぜひ一度ご来院ください。